おかえりなさいませ、旦那様

 今日地元から友達が遊びにきた。とりあえず高田馬場にあるラーメン屋に行くことになった。食べ終わったら何にもやることがなくなったので、ノリでメイドカフェにでも行くかと言ってみたら本当に行くことに。店に入ると『いらっしゃいませ』ではなく、『おかえりなさいませ、旦那様』と言われるようなことを聞いていたので、一人かなりテンションが上がってしまい軽くスキップ。秋葉原に着くといろいろブラブラしながらあるメイドカフェに行ってみた。すると頭からつのが生えていたり、目を怪我しているメイド様がいて異様な空気を感じて中に一歩も入らずに早々と退散。もっと自分が考えているような萌え萌えちゃんのいるカフェを探すことになった。と言っても全くの知識ゼロで来てしまったために、それらしきお兄さんに聞いてみた。いろんなところを制覇かつ、常連かのような口ぶりぶり。恐れ入ります。そして、お兄さんに言われたとこに到着。店の前にはたくさんのお兄さんが。ここまで来たら並ぶしかないと思い結構な時間待った。待っている間、普通の通行人のお姉さんの知っているのか、知らないのか、何に並んでんのよ的な視線が痛かった。が、そんなことどうでもいいやと自分に思わせ待ちまくった。ついに店内に呼ばれた。「いらっしゃいませぇー!」、、、?そこに『おかえりなさいませ、旦那様』はなかった。『旦那様』と言われたいがため来たようなものなのに。そこから店内にいた数十分、来る前のテンションはどこへいったのか、ただぼおーっとして過ごした。ただの喫茶店の店員の衣装がちょっと違うだけだったのだ。選択ミスだ。もっと手取り足取り接客していただかないと。今度はもっと情報収集をちゃんとしてから行こう。メイドカフェじゃなくなってるかもしれないけど。