おめでとう!

「実は結婚することになりました。」


とこないだいきなり仲のいい友達から報告を受けた。
普段は遠いし会う機会もなかなかないのだが、たまに電話で連絡してきてくれるし、実家に帰るときには結構な割合で遊んだりしていた。
改めて考えてみると友達としてもう10年以上の付き合いだ。
この長さを10年以上ってだけで説明しても、歴史の年表からみれば1mmにも満たない感じだし、
そこらへんの偉そうなおっさんからは「まだたかが10年ぽっちだろ」などと見向きもされない感じだけど、
僕にとっては10年以上となると自分の記憶のある頃から数えて大半近くを占めるから大きい。
報告を受けた直後何を言っているのかよくわからずにいた。
なんとか理解しようと思ったが「うそだろ、そんなん。」ってことで整理しようとしていた。
自分の身近なひとが結婚することは初めてなのだ。
そうなると今まで結婚という単語を聞いてもなんの現実感も感じられなかった僕も
結婚することを自分に置き換えて考えざるをえない。

話はかなり飛躍するけど、
なんかそう考えると確実に死に近づいているのだなと考えてしまう。